① 日本美術
- 茶道具
- 楽茶碗、唐物茶入、千家ゆかりの道具
- → 茶人・箱書き(鑑定書)があると特に高価
- 刀剣(日本刀)
- 正宗、村正、備前長船など
- 保存状態+登録証が重要
- 蒔絵・漆器
- 江戸~明治の精巧な蒔絵は海外評価も高い
- 掛軸・日本画
- 狩野派、円山応挙、伊藤若冲など
② 陶磁器
- 古伊万里・柿右衛門・鍋島焼
- 中国陶磁
- 宋・元・明・清時代の青磁、白磁、五彩
- 特に官窯(皇帝用)は超高級
③ 西洋アンティーク
- 絵画・彫刻(ルネサンス〜19世紀)
- 家具
- ルイ15世様式、チッペンデール
- 時計
- ブレゲ、18〜19世紀の懐中時計
- ガラス工芸
- ガレ、ドーム兄弟
④ 書物・工芸
- 古文書・写本・初版本
- 象牙彫刻・金工(ただし現在は規制に注意)
高級かどうかを見分けるポイント
- 作者・窯・流派がはっきりしている
- 時代が古い(江戸以前は特に強い)
- 保存状態が良い(欠け・修復が少ない)
- 箱書き・鑑定書・来歴がある
- 市場での需要(国内外)
実は高くなりやすい意外な物
- 明治期の輸出工芸(七宝・薩摩焼)
- 昭和初期の帝室技芸員作品
- 無名でも出来が極端に良いもの