気になる世界4大宝石とは。中でもサファイアの人気が高い!!!

🌍 世界四大宝石(世界四大貴石)

宝石名英語名特徴
ダイヤモンドDiamond非常に硬く、透明度と輝きが魅力。婚約指輪の定番。硬度10(モース硬度)で天然物の中で最も硬い。
ルビーRuby鮮やかな赤色が特徴のコランダム(鋼玉)の一種。情熱や愛を象徴。硬度9。
サファイアSapphire主に青色だが、他の色も存在(ピンク、黄色など)。同じくコランダムの一種。硬度9。
エメラルドEmerald緑色が美しいベリルの一種。内包物が多いが、それも個性とされる。硬度7.5~8。

✅ 選ばれている理由

  • 美しさ(色・透明感・輝き)
  • 希少性(天然で質の高いものが少ない)
  • 耐久性(長期間使える硬さ)
  • 長い歴史的価値・文化的背景

🔍 サファイアの見分け方(本物 vs 偽物)

1. 色(カラー)を見る

  • 本物のサファイアは深みのあるロイヤルブルーコーンフラワーブルーが理想的。
  • 不自然に鮮やかだったり、均一すぎる青は合成石ガラス製の可能性。

2. 内包物(インクルージョン)を確認する

  • 本物のサファイアには、ごく小さな内包物(針状、結晶、液体など)が自然に入っています。
  • 完全に透明すぎる石は、合成やガラス製かもしれません。

🔎 ルーペや顕微鏡で見ると、天然サファイア特有の「絹(シルク)インクルージョン」などが見えることがあります。

3. 硬度テスト(モース硬度9)

  • サファイアは非常に硬いため、ガラス(硬度5〜6)を傷つけることが可能です。
  • ただし、家庭で行うと石や工具を傷つける恐れがあるため、注意。

4. 光の屈折と輝き

  • サファイアは単屈折性の宝石で、独特の輝き(強すぎないが深みのある光)があります。
  • 偽物(特にCZやガラス)はギラギラとした光沢になりがち。

5. 加熱処理の有無

  • 天然サファイアの多くは色を良くするために加熱処理が行われています。
  • 非加熱のものは非常に価値が高いですが、外見だけでは見分けが難しいため、鑑別書の確認が重要。

6. UVライト(ブラックライト)による検査

  • 一部の合成サファイアは、紫外線を当てると蛍光を発することがあります。
  • 天然のものは通常ほとんど蛍光を示しません。

⚠️ 偽物によく使われる素材

材料特徴見分け方
ガラス安価。気泡が入っていることが多い。ルーペで内部に気泡が見える。
合成サファイア成分は同じだが人工的に作られたもの。完璧すぎる見た目、インクルージョンが不自然。
ブルースピネル天然だが安価。見た目が似ている。屈折率やインクルージョンの違い。
ブルートパーズ色味が似ているが、光の反射や屈折率が異なる。ダブルリフラクション(二重像)で見分け可能。

✅ 最も確実な方法:鑑別書付きの購入 & 専門家による鑑定

  • 信頼できる宝石鑑別機関(例:GIA、AGT、CGLなど)の鑑別書付きのものを選びましょう。
  • 手持ちのサファイアが本物か不安な場合は、宝石店や鑑定士に鑑別依頼が確実です。

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