勲章って売れるの?

1. 実際の勲章(国家や団体が授与するもの)

・需要の性質:

実際の「勲章」自体は、市場で流通する商品ではなく、栄誉を象徴する非売品(授与品)です。したがって、一般市場での「購入需要」は基本的に存在しません。

・しかし一部で見られる需要:

  • コレクター市場(例:ヤフオク、ebay)
    • 歴史的価値のある勲章(旧日本軍、ドイツの鉄十字章など)は、収集家の間で高額で取引されることがあります。
    • 特に、珍しい・保存状態が良い・由来が明確なものは需要が高いです。
  • 映画や演劇、小道具用
    • 映像・舞台制作の業界ではリアルな勲章レプリカの需要があります。

2. 象徴的な意味での「勲章」(比喩的・象徴的な栄誉)

企業や団体、個人活動において、勲章という言葉が「称号」や「実績の証」として使われる場合の需要もあります。

・事例:

  • 企業の社内表彰制度
    • 勲章やバッジを模した賞を導入することで、社員のモチベーションを高める目的。
  • ゲーミフィケーション
    • アプリやゲーム内で「勲章」「バッジ」を報酬として与えることで、ユーザーの参加意欲を高める。

3. デザインやグッズとしての需要

「勲章風のアイテム」をアクセサリーや装飾品として使いたいという需要もあります。

・例:

  • アニメ・アイドルグッズでの「勲章モチーフ」
  • ファッションブランドとのコラボで勲章風ブローチ
  • ハンドメイド作家による勲章風アクセサリー販売

総まとめ

観点需要の有無主な対象層
実物の勲章(国家授与)×(非流通)
歴史的勲章のコレクション○(限定的)ミリタリー・歴史マニア
小道具・レプリカ映像・舞台業界
ゲーミフィケーション・称号アプリ開発者、企業
デザイン/装飾アイテム一般ユーザー、グッズファン
🔍 勲章の買取市場とは?
1. 対象となる勲章
買取対象になる勲章は、主に以下のようなものです:
勲章の種類
買取可能性
解説
旧日本軍や旧日本政府の勲章(例:旭日章、瑞宝章、大勲位菊花章など)
高い
歴史的価値・骨董的価値があるため、専門店で高額買取も
戦前・戦中の外国勲章(例:ドイツの鉄十字章、ロシアのレーニン勲章)
中~高
特に戦時中の希少なものは人気
近年の日本の褒章(紫綬褒章など)
低~不可
基本的に授与者本人に属するもので、流通自体がグレーまたは不可
レプリカや模造品

買取対象外か、数百円レベル


2. 買取の需要と相場
💰 相場例(※状態・由来による差あり):
旧日本軍・陸軍大将の勲章セット:数十万円以上
大礼記念章、大正婚儀章など:5,000~50,000円
鉄十字章(ドイツ):10,000~100,000円(階級や刻印により大きく変動)
🎯 買取需要のある層:
ミリタリーコレクター
歴史研究家・愛好家
古物商・リユース店
映画や舞台制作会社

🏪 勲章を買い取る場所
以下のような場所で買取対応があります:
店舗/サービス名
特徴
骨董品・古美術商
本物かどうかを見極め、適正価格を出してくれる
ミリタリー専門店(ネット・実店舗)
コレクター需要に詳しく、高価買取の可能性あり
リサイクルショップ(大手)
一部対応。ただし専門性が低く、安価査定になりがち
オークションサイト(ヤフオク、ebayなど)
個人売買で高値がつくこともあるが、真贋リスクあり

これらを踏まえて、レプリカ品や、真贋が必要なリスクもあり、フリマアプリではなかなか売買が起こりずらいと言われています。

買取つむぎ大井町店では、勲章など記念品を多く取り扱いしております。また、日本国内問わず、海外ルートの卸先もあり記念品に特化しているスタッフもいますので、見積もりだけでも無料ですので、心よりお待ちしております。

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