備前焼の買取は買取つむぎ大井町店まで

備前焼(びぜんやき)は、日本の伝統的な陶器の一つで、岡山県備前市周辺で作られています。釉薬を使わず、高温で焼き締めることで、土の風合いや焼成中の火のあたり具合によって多彩な表情が生まれるのが特徴です。

高価な備前焼には、いくつかの理由や要素があります。以下に、高価な備前焼の特徴や代表作家、価格帯の目安などを紹介します。


🔶 高価な備前焼の特徴

  1. 著名な作家の作品
    • 人間国宝や重要無形文化財保持者(もしくはその弟子)の作品は高値がつきます。
    • 例:金重陶陽(初代人間国宝)、藤原啓、藤原雄、伊勢崎淳 など。
  2. 優れた焼成(窯変)の表情
    • 「胡麻(ごま)」「緋襷(ひだすき)」「牡丹餅」「青備前」など、自然な焼成変化が美しいものほど評価されやすい。
  3. 古備前(こびぜん)
    • 江戸以前(主に室町〜桃山時代)に作られた備前焼は「古備前」と呼ばれ、非常に高価で骨董品市場でも高評価です。
    • 数百万円〜数千万円するものも。
  4. サイズや用途
    • 大型の壺や花器、茶道具(特に水指、茶碗、花入など)は高額になりやすい。
    • 酒器(徳利・ぐい呑み)でも作家物なら10万〜100万円超も。

🔶 有名作家と代表的価格帯(目安)

作家名地位価格帯(目安)
金重陶陽初代人間国宝100万円〜1000万円以上
藤原啓人間国宝50万円〜数百万円
藤原雄人間国宝の子20万円〜500万円以上
伊勢崎淳人間国宝30万円〜数百万円
金重道明陶陽の子、人気作家10万円〜300万円
若手有望作家現代〜平成世代数万円〜100万円程度

🔶 高価な備前焼を見られる場所・買えるところ

  • デパートの美術画廊(日本橋三越、高島屋など)
  • 備前焼伝統産業会館(岡山)
  • オークション(SBI、Shinwa、Christie’sなど)
  • ネットショップ(和の美術品専門店、Yahooオークション、楽天など)
  • ギャラリーや窯元直営店舗

🔶 注意点

  • 偽造品や模倣品も市場に出回っているため、購入時は「箱書き」「共箱(ともばこ)」「識(しるし)」の有無を確認すると良いです。
  • サインや落款があっても、真贋の判断は専門家の目が必要なこともあります。

関連記事

TOP