メッキ(金メッキ)と本物の金(純金または高カラット金)の見分け方にはいくつかの方法があります。以下に、家庭でできる方法から専門的なものまで紹介します。

🔍 家庭でできる見分け方
1. 磁石を使う
- 金は磁石に反応しない金属です。
- 磁石にくっつく場合、その中に鉄やニッケルなどの磁性金属が含まれていて、メッキの可能性が高いです。
- ※ただし、磁石にくっつかない=金とは限らず、非磁性の合金も存在します。

2. 刻印を確認する
- 金製品にはたいてい**刻印(ホールマーク)**があります:
- 24K、999 → 純金
- 18K、750 → 75%の金
- GP、GF、HGE → メッキ(金張りや金メッキ)
- 例:”18K GP”(Gold Plated)=18金メッキ
- 刻印がなければ、メッキの可能性が高いです。

3. 色や光沢の違いを見る
- 純金は深い黄色で、鈍く上品な光沢があります。
- メッキはやや明るすぎる黄色で、光沢もギラギラしていることが多いです。
- 長時間使用していると、下地(金属)が見える部分が剥がれるのがメッキです。

4. 引っかきテスト(注意が必要)
- 目立たない場所を少し削ると、メッキの場合は下地の金属が見えます。
- 本物の金は中まで同じ色(金色)です。
- ※製品価値を下げるおそれがあるため、あまり推奨されません。

🧪 専門的な見分け方
5. 酸試験(試金石テスト)
- 試金石にこすりつけたあと、王水(硝酸+塩酸)などの酸でテストします。
- 金は酸に強いため、酸をかけても反応しませんが、メッキや他の金属は変色・反応します。
- 金属加工店や質屋、貴金属買取業者などでテスト可能です。

6. X線蛍光分析(XRF)
- 非破壊で金の含有量を正確に測定できる装置。
- 宝石店や買取専門店で使用されることがあります。

✅ まとめ(簡易チェックリスト)
項目 | 本物の金 | メッキの可能性 |
---|---|---|
磁石にくっつくか | ❌ | ✅ |
刻印 | 24K, 18K, 750 | GP, GF, HGEなど |
色 | 深い黄色 | 明るい・ギラギラ |
剥がれ | しない | 剥がれることあり |
酸に反応するか | しない | 反応する |
買取つむぎでは経験豊富なスタッフによりしっかりと査定させて頂きますので
貴金属かわからない物でも是非買取つむぎで査定させて下さい!!
スタッフ一同皆様のご来店お待ちしております。